専門医による「歯周病相談室」

Q.タバコと歯周病の関係は?A.喫煙すると歯周病に3〜8倍罹りやすくなります。

タバコを吸うと肺がんになりやすいことは良く知られていますが、タバコを吸うと歯周病になりやすいことはあまり知られていないようです。 タバコを吸うと歯周病に3〜8倍罹りやすくなり、歯の寿命は10年短くなります。タバコの成分であるニコチンが歯ぐきを守る細胞などにダメージを与えることが原因です。 また、タバコを吸う人の歯や歯ぐきは黒ずんできますが、タバコを吸う親を持つ子供にもこのような歯ぐきの黒ずみが見られ、受動喫煙による健康被害も大きいと考えられています。 歯の寿命に合わせるように、喫煙者の寿命は10年短くなります。しかし、タバコによって失われる寿命は、禁煙によって取り戻すことが可能です。失われる10年のうち、30歳までに禁煙すればまるまる10年、50歳までに禁煙すると6年、60歳で禁煙しても3年取り戻すことが出来ます。お酒は飲み方次第で「百薬の長」にもなりますが、タバコは「百害あって一利なし」です。 軽いタバコに替えたり、吸う本数を減らしても健康被害を減らす効果はなく、全身と口の中の健康のためにも、一日でも早く完全に禁煙することが必要です。私も歯周病の患者さんに禁煙支援をしていますが、患者さんの感想で一番多いのが「禁煙がこんな簡単だとは思わなかった」です。

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